社員インタビュー: 電装設計セクション

電装設計
セクション
T.T.

Interview : Electrical Design

電装設計セクション 
T.T.

2021年4月入社/新卒採用
工学部 電子ロボット工学科

主に、大手自動車メーカーへの製造ラインの設備を動かすための制御設計をしています。配電盤の設計やPLCプログラム設計などをしており、他にも客先と仕様の打ち合わせや据付工事時の現地調整も行うこともあります。

主に、大手自動車メーカーへの製造ラインの設備を動かすための制御設計をしています。配電盤の設計やPLCプログラム設計などをしており、他にも客先と仕様の打ち合わせや据付工事時の現地調整も行うこともあります。

Talk 01

安心とともに自信も感じた、初めて担当した設備の稼働

工学部の電子ロボット工学科で、ロボットに関するシステムや電子制御などを学びました。当社を知ったきっかけは、大学の友人との情報交換。社内見学で訪れた、設計室の心地よい雰囲気が印象に残りました。マイペースで設計したいという自分の希望にも合っていると感じましたね。

入社後は、加工と組立・現地セクションでの研修を経て、希望通りに電装設計セクションへ。新人の私に担当できそうな業務が来るまでは、教育用に用意されているPLC(※)を使った課題に取り組みました。モーターやコンベアを動かしてみるなど基本的な設備の動作の学習で、その合間に先輩の手伝いとしての動作確認などもありました。

私の場合は、自分に適当な案件が来るまで少し時間がかかったので、初めて担当できた時はうれしかったですね。小さな案件ですし、もちろん上司に支えられながらでしたが、納品後にラインが稼働しているのを見てひと安心。達成感がありましたし、〝自分でもできるんだ〟という自信にもつながりました。

(※)PLC=プログラマブルロジックコントローラ。主に製造業の装置などの制御に使用されるコントローラ。

Talk 02

コミュニケーションを取りながら、ともに完成させていく喜び

設計は機械と電装に分かれていて、例えて言うならロボット全体の形を設計するのが機械設計、電装設計はどう動かすかというプログラムを作るのが仕事です。作業工程は機械設計から電装設計に流れてきますが、それぞれの専門分野があるので必要な確認や情報交換を随時行いながら進めていきます。機械設計と電装設計は同じ部屋で隣り合った配置なので、やりとりしやすい環境です。

出来上がった装置は組立・現地セクションがお客様の工場で組み立てるので、電装も同行して動作確認を行います。実際にお客様が使い始めるのを見届けるまでが私たちの仕事ですね。この時も、実際に動かしてみると調整が必要になったりするので、組立・現地セクションと確認しながら進めます。一人で黙々と設計するだけでなく、コミュニケーションをとりながら他の部署と一緒に完成させていくのが楽しいですね。

現在は、大手自動車メーカーの製造ラインで使用する設備の制御設計を担当しています。部品を運ぶ搬送系の設備が中心で、なかにはエレベーターのような空中搬送もあります。設備を動かすためのプログラム設計とあわせて、機械や装置を制御する制御盤の設計も仕事の一つです。制御盤は決まった形通りに作らなくてはいけませんが、プログラムは結構個性が反映できるんです。設計の仕様はお客様のご要望を聞き取って決めますが、それを実現するにはいろいろなプログラムの書き方があるので、どれが最善かを自分で考えながら設計します。思ったようにいかず、立ち止まったり手直ししたりと試行錯誤することも多いですが、その工程にも魅力を感じています。

Talk 03

〝報・連・相〟を心がけて、先輩から技術を学び成長したい

設計をする際に大切にしているのは安全面です。というのも、私たちが手がける設備は人と関わるものが多く、万が一その機械が予想外の動きをすることがあれば、作業する人に大変な危険が及ぶことになってしまいます。設備によっては人の命に関わるものもありますから、その点には特に注意して設計しています。

電装設計の仕事にはどんな人が向いているか、上司にも相談して考えてみました。まずは工作が好きな人。自分で作ることに達成感が味わえるので向いていると思います。次に電気に対して苦手意識がない人。理系でも電気が苦手という人がいますが、仕事に就くと覚えることがたくさんありますし、説明を聞いてもあまり理解できないようだと難しいかもしれません。あとは、パソコンの知識がある程度備わっていたらスムーズだと思います。

最近は少し大きな案件を任せてもらえるようになり、これをステップにますます成長していきたいと思っています。先輩たちの技術を吸収できるように、一度教えて頂いたことはその都度しっかり身に付けて自分のものにしていきたいですね。また、自分の思い込みで間違った方向に進んでしまうことなく、正確に仕事を進めるためにも〝報・連・相〟をしっかりと、こまめに行っていくつもりです。

Talk 04

個性豊かでフレンドリーな人たちと、自然にも恵まれた働きやすい環境

当社のある花園工業団地は岡崎自然体験の森に隣接している、とても自然が豊かな場所です。街中より空気がきれいだと感じますし、森にはさまざまな野鳥が暮らしていて鳥のさえずりも聞こえてきます。通勤時に渋滞するのでは?とも聞かれますが、当社は8時始業なので通勤のピークより少し早めに通過できますよ。

電装設計は基本的に水曜定休で、週によって火・水曜の連休になったり、水曜と日曜の休みになったりします。ツーリングが趣味なので、平日は渋滞が少ないのがうれしいですね。水曜と日曜の休みなら、2~3日勤務して休みが入るので気が楽ですし、連休なら遠出してみようかと思えるので、どちらも便利だと感じています。

設計室は個室ではないので、先輩や上司とコミュニケーションがとりやすい環境です。わからないことや悩み事があっても、すぐに話せるので安心感がありますね。電装設計は社内で〝電気屋さん〟って呼ばれているんですが、個性豊かで面白い方が多いと感じています。仕事でトラブルがあったときにも、みんなで協力し合ってサポートし合える雰囲気。フレンドリーで優しい方が多く働きやすい環境なので、新しい仲間も大歓迎!ぜひ当社を見学して、雰囲気のよさを感じてほしいですね。

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